【表あり】7種のレンタルサーバーを比較!【種類や選び方から解説】
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ブログやホームページを運営するにあたって欠かせないのがレンタルサーバーです。
レンタルサーバーは様々な種類があるので、どのサーバーを使えばいいのかわらかないという方も多いですよね。今回はレンタルサーバーを選ぶ際に知っておきたい基礎知識と選び方、更にオススメのレンタルサーバーを解説しているので、以下のメリットが得られますよ。
▼この記事を読むメリット▼
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また、「おすすめレンタルサーバーの比較」内で、レンタルサーバーごとに表を使って内容を解説していますよ。
私は今までに何度もブログを開設しては挫折してきた経験があります。
その際に多くのレンタルサーバーの特徴やほかのブログを読んできたので、レンタルサーバーをどのように選べばいいのかを熟知しています。
ブログやホームページ運営に必須の知識ばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね。
今回比較するレンタルサーバーはこちらです。
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レンタルサーバーの種類
一口にレンタルサーバーと言っても、種類がたくさんあります。
そのため目的別に使い分ける必要があります。たとえば、企業向けのサーバーを個人ブログで運用してしまった場合。オーバースペックになるのは誰しもわかると思います。
この項目では以下に分けて、種類別に解説していきます。
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共用サーバー

共用サーバーとは、文字通りサーバーを複数で共有するシステムのことです。
一般的にレンタルサーバーと呼ばれるものは、そのほとんどが共用サーバーです。1つのサーバーを複数人で共有するので、使いやすいのが大きなメリットとなっています。ほかにも共用サーバーには以下のメリットがあるので、知識のない人が最初に使うサーバーとしてよく選ばれていますよ。
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共用サーバーなら、サーバー管理に欠かせないメンテナンスも必要ありません。非常に使いやすいことから、レンタルサーバーとして広まっているのです。 逆にデメリットももちろん存在します。
- 他のユーザーの影響を受けやすい
- OSカスタムやソフトのインストールができない
これらのデメリットがあります。
特に他のユーザーの影響を受けやすい点は注意が必要です。共用サーバーは名前のとおり複数人で共有しているので、一部のユーザーがアクセスの多いサイトを運営していると、他のユーザーまで影響を受け、最悪の場合はエラーを起こす可能性があります。
また、自社に合わせてサーバーのカスタマイズを行うこともできません。これらの理由から、規模の大きい企業では使いにくいと感じる場面も出てくるでしょう。共用サーバーは総じて、個人ブログや小規模サイト向けのサービスです。
専用サーバー
専用サーバーは、その名の通り1台のサーバーを独占して使えるサーバーです。共有サーバーと比べると、以下のメリットを得ながらコンテンツの運営ができますよ。
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最もメリットが大きいのが、他のユーザーからの影響が少ない点です。そのため、サーバーそのものを自社に合わせてある程度カスタマイズすることもできます。
専用サーバー特有のメリットがある一方で、複数のデメリットにも注目したいです。
- 料金が割高
- 契約してから利用開始まで時間のかかる場合がある
- 利用にはある程度の知識が必要
特に運営において重要なのが料金です。
1つのサーバーを占有するので、その分金額が高くなります。よりわかりやすいイメージにたとえるなら、共用サーバーがシェアハウスで専用サーバーは1人で部屋を借りているようなものです。
そのため、どうしても利用開始まで時間がかかったり利用にはある程度の知識を求められたりすることがあります。上級者向けのサーバーと言えるでしょう。
VPS

VPSとは、Virtual Private Serverの略称です。
日本語にすると「仮想専用サーバー」。
名前だけ聞くと難しそうに感じますが、一言でまとめると共用サーバーと専用サーバーの良いとこ取りをしたサーバーです。そのため以下のメリットを得ながらコンテンツを運営していくことができますよ。
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このように両者の良い部分を使えるのが特徴です。
専用サーバーを利用するにあたって、料金がネックになっている方にとっては仮想専用サーバーが選択肢に入るでしょう。
一方で、以下のデメリットにも注目してください。
- 運用には高度な技術が必要
- サーバーの設定・運用は自分で行わなければならない
- 専用サーバーほど回線が安定していない
デメリット面に関しては、専用サーバーの色が強く出ます。
得に運用面においてある程度の技術・知識は必ず求められるので、環境によっては専任者が必要となる可能性も。
回線も専用サーバーほど安定はしないので、安定性を求めるのなら専用サーバーに軍配が上がります。
クラウドサーバー
クラウドサーバーは、その名の通りクラウド上にあるサーバーです。
しかしクラウドサーバーと名乗ってはいますが、サーバーそのものは物理的に存在しています。ややこしいですが、クラウド上で利用するからクラウドサーバー、と認識しておいてください。
他のサーバーと比べると使いやすく、以下のメリットを得ながらコンテンツの運営ができます。
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このようにクラウドサーバーは、導入が早くカスタマイズもしやすいメリットがあるので、近年さまざまなサイトで導入されているのです。
一方でもちろんクラウドサーバーならではデメリットも存在します。
- 運用・管理に技術が必要
- 物理サーバーと比べるとパフォーマンス面では劣る
- サーバー運用を自分で行わなければならない
サーバー運用・管理に関して一定の知識と技術がどうしても必要です。
同時にクラウドに共通する話にはなるのですが、パフォーマンス面では劣ります。この点はスマートフォンのクラウドサービスも同じです。
クラウドサービスは使いやすい反面、運用には知識・技術を求められる点は注意しましょう。
レンタルサーバーの選び方
レンタルサーバーはさまざまな企業が提供しています。
そのため、いざ契約しようと思うと何を基準で選べばいいのかわからないという方もいるでしょう。困った場合は、以下のポイントをチェックすればOKです。
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月額料金が適切か
レンタルサーバーを選ぶ上でまずチェックしたいのが、月額費用です。
費用面で選ぶポイントはひとつ。運営するサイトの種類。目的に沿っているかどうかだけです。
レンタルサーバーの月額料金を見ながら、支払える範囲の金額を選択しましょう。目的別に分ける場合、以下のパターンで考えてください。
- 収益目的の場合
- 収益目的でない場合
それぞれもう少し詳しく見ていきましょう。
収益目的の場合
収益目的でサーバーを契約する場合、月額料金が500~1,200円のレンタルサーバーがオススメです。
料金が高いほどサーバーの性能も良くなるため、ユーザーが負担なくサイトを楽しめます。
特にWordPressを使う場合、多機能なことが原因でサイトが重くなりがちです。
ただし注意したいのが、サーバーは必要経費として毎月必ず出費するという点。赤字を回避するためには、サイトの規模に合った料金プランを選ぶことが大切です。たとえば、以下の流れが考えられます。
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以上の流れを参考にしてください。
レンタルサーバーはスマートフォンと似ていて乗り換えも自由なので、運営しているサイトの規模に合わせて選択する方が運営面では楽です。
収益目的の場合、料金プランを途中からでも変更できるかどうかは必ずチェックしましょう。
収益目的でない場合
収益目的でない場合、月額300~700円のレンタルサーバーがオススメです。
特にお店のホームページだと、ブログほど頻繁に更新するわけでもないため、月額料金を低く抑えても大丈夫です。以下の情報を掲示するだけなら、安い料金でも不自由ありません。
- 更新情報
- お知らせ
- プライバシーポリシー
- お問い合わせ
これらはテキストベースなのもあって容量が少ないため、サーバーに負担をかけません。
一方で記事や画像を増やす場合は、徐々に負担が大きくなるため乗り換えが必要となるでしょう。
もちろん収益目的と同様に、規模が大きくなった際に料金プランを乗り換えるのもオススメです。
表示速度が速いか
月額料金を合わせて必ずチェックしたいのが表示速度となります。
なぜなら、検索エンジンであるGoogleが「ページの読み込み速度を検索順位の指標にする」と発表しているからです。実際、表示速度が悪いことで検索順位を大きく落としたケースは枚挙に暇がありません。
そのため各社レンタルサーバーは、表示速度を必ず記載しています。その速度を参考に選んでください。もし要点が分からない場合は、以下をチェックするといいでしょう。
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これらの時間帯はインターネットを使う人が増える時間帯です。
他社の回線を借りている格安SIMの場合、これらの時間帯には通信速度が大きく落ちます。 ページの表示速度が遅いと、その分ユーザーの離脱率に直結します。Webサイトのコンテンツを楽しんでもらうためにも、表示速度は速いものを選んでくださいね。
ディスク容量・転送量は充分か
ディスク容量・転送量にも注目しましょう。両者ともサイト運営にとって重要な要素です。
- ディスク容量:サーバーにファイルを保存できる容量
- 転送量:Webサイトを表示するための容量
Webサイトには画像も多く使用します。
同時に注目したいのが転送量です。転送量とは、Webサイトを表示するための通信量を指します。スマートフォンなら通信量とも呼ばれています。
スマートフォンと同じように通信量がオーバーするとWebサイトが表示されなくなってしまうため、転送量は需要です。
ただし初めてWebサイトを運営する場合は、それほど気にしなくても問題はありません。1日に1万人以上など、多くの人が訪問するようになってから考えても大丈夫です。
ドメインの購入・管理をしやすいか
ドメインの購入・管理をしやすいかどうかもレンタルサーバーを選ぶポイントです。ドメインとは、住所と同じ役割を持っています。そのためWebサイトを運営するなら必ず取得しなければなりません。
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このようにドメインはWebサイトにとって無くてはなりません。
しかしドメインを取得すると年間で1,200~3,500円ほどの料金がどうしてもかかってしまいます。
その際に注目したいのが、無料のドメイン取得キャンペーン。各社レンタルサーバーでは不定期にドメインの無料キャンペーンを開催しています。中には契約中ならずっと無料のものまで。これらを利用することで、固定費を抑えてWebサイトの運営ができます。
アダルトサイトの利用ができるか
アダルトサイトの運営を考えている方限定にはなりますが、アダルトサイトへの利用ができるかどうかは必ず確認してください。
日本のレンタルサーバーの場合、そのほとんどがアダルトサイトへの利用を禁止しています。そうと知らずにアダルトサイトを運営すると、罰則を受ける可能性があります。
そのため利用規約を熟読し、アダルトサイトの利用が可能かどうかはチェックしましょう。
選ぶ基準としては、国内外のどちらかがポイントです。海外のレンタルサーバーだとアダルトサイト利用OKとなっているサーバーが多いため、参考にしてください。
海外のサービスと言っても日本語対応しているサーバーも多いため、そうしたレンタルサーバーを選べば安心して使えます。
WordPressのインストール機能が搭載されているか
WordPressのインストール機能が搭載されているかどうかもチェックしましょう。
今日、世界中の多くのWebサイトで利用されているのがWordPressです。無料で誰でも使えて、かつ拡張性が高いこともあって、Webサイト運営では欠かせません。 |
しかしWordPressは自分でインストールしようとすると、手間と労力がかかります。それを加味してかレンタルサーバーによっては、WordPressのインストール機能を提供しているところがあるのです。
例えば通常ならばファイルのダウンロードやデータベースの構築など、専門的な知識を求められる場合があります。
ですがレンタルサーバーによっては、画面の指示通りに進めるだけで簡単にインストールできるようになっています。
この機能があるかないかで大きく変わってくるので、初心者の方はWordPressのインストール機能はチェックしておくと良いでしょう。SSL化がしやすいか
サポート体制は充実しているか
- 電話
- チャット
- メール
初心者の方は電話サポートのあるレンタルサーバーがおすすめです。 |
おすすめレンタルサーバーの比較
- エックスサーバー
- ConoHa WING
- カゴヤ・ジャパン
- お名前.comレンタルサーバー
- ロリポップ!レンタルサーバー
- さくらのレンタルサーバー
- mixhost
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エックスサーバー
プラン | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額費用(税込)※36ヶ月契約で算出 | 990円 | 1,980円 | 3,960円 |
無料独自ドメイン | あり | あり | あり |
無料独自SSLの取得 | あり | あり | あり |
ディスク容量 | 300GB | 400GB | 500GB |
アダルトサイト利用 | 不可 | 不可 | 不可 |
サポート体制 | 電話・メール | 電話・メール | 電話・メール |
※「国内最速」について・・エックスサーバー調べ
▼エックスサーバー▼

ConoHa WING
プラン | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額費用(税込)※36ヶ月契約で算出 | 660円 | 1,925円 | 3,850円 |
無料独自ドメイン | あり | あり | あり |
無料独自SSLの取得 | あり | あり | あり |
ディスク容量 | 300GB | 400GB | 500GB |
アダルトサイト利用 | 不可 | 不可 | 不可 |
サポート体制 | 電話・メール・チャット | 電話・メール・チャット | 電話・メール・チャット |
「国内最速」について
サーバー処理速度の計測結果は、日本国内シェアを90%以上占めたトップ10サービスの、各サービスの最下位プランをh2loadとApache Benchで5回計測した平均値です。
▼ConoHa WING▼

カゴヤ・ジャパン
プラン | S12 | S22 | S32 |
初期費用 | 0円 | 3,300円 | 3,300円 |
月額費用(税込)※12ヶ月一括で算出 | 880円 | 1,760円 | 2,640円 |
無料独自ドメイン | あり | あり | あり |
無料独自SSLの取得 | あり | あり | あり |
ディスク容量 | 100GB | 200GB | 300GB |
アダルトサイト利用 | 可 | 可 | 可 |
サポート体制 | 電話・メール・チャット | 電話・メール・チャット | 電話・メール・チャット |
▼カゴヤ・ジャパン▼

お名前.comレンタルサーバー
プラン | RSプラン | RSプラン | RSプラン |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額費用(税込 | 1,072円※1ヶ月払い | 5,940円※6ヶ月払い | 9,680円※12ヶ月払い |
無料独自ドメイン | あり | あり | あり |
無料独自ssLの取得 | あり | あり | あり |
ディスク容量 | 400GB | 400GB | 400GB |
アダルトサイト利用 | 不可 | 不可 | 不可 |
サポート体制 | 電話(24時間365日サポート) | 電話(24時間365日サポート) | 電話(24時間365日サポート) |
▼お名前.comレンタルサーバー▼

ロリポップ!レンタルサーバー
プラン | エコノミー | ライト | スタンダード | ハイスピード | エンタープライズ |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額費用(税込) | 99円 | 220円 | 440円 | 550円 | 2,200円 |
無料独自ドメイン | なし | なし | なし | あり | あり |
無料独自SSLの取得 | あり | あり | あり | あり | あり |
ディスク容量 | 100GB | 200GB | 300GB | 400GB | 1.2TB |
アダルトサイト利用 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 |
サポート体制 | メール・チャット | メール・チャット | メール・チャット | メール・チャット | メール・チャット |
▼ロリポップ!レンタルサーバー▼

さくらのレンタルサーバー
さくらのレンタルサーバーは、さくらインターネット株式会社が1996年から運営している老舗レンタルサーバーです。プラン | ライト | スタンダード | プレミアム | ビジネス | ビジネスプロ | マネージド |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 49,500円 |
月額費用(税込) | 128円 | 425円 | 900円 | 2,122円 | 3,819円 | 11,880円 |
無料独自ドメイン | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
無料独自SSLの取得 | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
ディスク容量 | 100GB | 300GB | 400GB | 600GB | 900GB | 700GB(HDD)360GB(SSD) |
アダルトサイト利用 | 可 | 可 | 可 | 可 | 可 | 可 |
サポート体制 | 電話・メール | 電話・メール | 電話・メール | 電話・メール | 電話・メール | 電話・メール |
▼さくらのレンタルサーバー▼

mixhost
mixhostは、アズポケット株式会社が運営するレンタルサーバーです。プラン | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額費用(税込)※36ヶ月契約で算出 | 990円 | 990円 | 1,980円 |
無料独自ドメイン | あり | あり | あり |
無料独自SSLの取得 | あり | あり | あり |
ディスク容量 | 300GB | 400GB | 500GB |
アダルトサイト利用 | 可 | 可 | 可 |
サポート体制 | メール | メール・ZOOM (ZOOMは月2回まで) |
メール・ZOOM (ZOOMは月5回まで) |
▼mixhost▼

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